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ボンレスハムってモモハムじゃないの?

ヤマグチファームでも限定販売しているハム。

次のハム製造のスケジュールを考えているときにまた疑問が・・・。

 

ロース肉を使ったハムは「ロースハム」モモ肉を使ったハムは「ボンレスハム」・・・

 

あれっ⁉︎

なんで「モモハム」じゃないの?

ボンレスって「骨抜き」って意味なのに、なんでモモ肉のハムだけボンレスなの?

ロースハムだって骨がないのでボンレスハムじゃないの?

 

早速調べてみました。

 

そもそも、ハムというのはモモ肉を使った物という定義があるそうです。

その定義からすると「ハム=モモ肉」なので、モモハムというのはおかしいですよね。

 

そして、ハムは元々骨付きのモモ肉を使って作っていたそうです(今でも骨付きのハムはあるようですが、日本ではあまり馴染みがありません。骨付きモモ肉は生ハム製造時に使われており「生ハム原木」で調べてみると出てきます)。

その後、骨抜きしたモモ肉を使った物を作るようになり、これを「ボンレスハム」としたようです。

これが、モモ肉のハムを現在「ボンレスハム」と呼んでいる理由なんです。

 

疑問が解決してよかったと思いきや・・・

 

ん?

「ハム=モモ肉」ならロースハムはハムの定義に当てはまらない。ということはロースハムはハムじゃないの?

という新たな疑問が生まれてしまいました。

 

そこでロースハムについても調べましたよ。

なんと!

ロースハムの歴史は日本が大きく関係しているんです。

 

そんなロースハムの話は次回掲載します。