みー豚フランクフルトの秘密

 ヤマグチファームがイベント出店時のみ販売する「みー豚フランクフルト」

 

最近では「このフランクフルトを食べるためにイベントに来たよー」なんて嬉しいことを言っていただける方も増えてきました。

その「みー豚フランクフルト」を食べたことがある方ならわかる方も多いと思いますが、ちょっと他のフランクフルトと違うんです。

 

 実は、フランクフルトを作る段階で大きな違いがあるんです。

 

まず、私たちは自社で生産した豚の豚肉のみを販売するお肉屋さんです。

なので、当社で販売する「とよかわみー豚」の美味しさをフランクフルトでも味わってもらいたいと考えました。

それには、赤身肉の量を増やし、脂を減らすことが重要だと思い、モモ肉をベースにしたフランクフルトにすることにしました。

コストはかかりますけど・・・。

 

 そもそも、フランクフルトやウインナーは元となる「あん」を作る時に水を加えながら練っていきます。

その水が多ければ肉汁と混ざってしまい肉の味が薄くなってしまいます。ましてや脂が多いと尚更です。

また、水分が多いと、皮が破れた時に水分と肉汁が外に出ていってしまい、肉の味が分かりにくくなると同時に、水分があった部分が空洞になってしまいます。

そのため、みー豚フランクフルトは練るのに必要な最小限の水しか加えません。

 

みー豚フランクフルトを食べていただいた方に「ハムみたい!」と言われますが、ハムのようにお肉が詰まっているのはこのためなんです。

 

そして、さらに大きな特徴のひとつとして、燻していないということです。

 

通常、ウインナーやフランクフルトはハムやベーコンのように燻製をして独特の香りをつけます。

もちろん当社のウインナーも燻してあります。

ただ、フランクフルトまで大きくなると燻製の独特の香りが強く出て、肉自体の味が分かりにくくなることと、燻製するとさらに多くの水を加えないといけないため、あえて燻製にするのをやめました。

ちゃんとボイルはしてありますので、もちろん安心・安全ですけどね。

 

 「そんなこと言われても実際はわからない」と思われる方も多いと思いますが、炭火で焼いているところを見ると一目瞭然です。

まず、脂が少ないので、火柱がほとんど上がりません。

さらに水や肉汁が外に出にくいため煙も非常に少ないです。

 

フランクフルトというと屋台などで、煙がモクモク上がって、火柱が上がっているのを見ると「食べたくなるー!」という方も多いと思いますが、みー豚フランクフルトは全く逆なので、お客様に「ちゃんと焼けてる⁉︎』と言われることもしばしばです。

 

そんな私たちのこだわりが詰まった「肉本来の味を楽しめるフランクフルト」

全国の皆さんにも食べていただけるよう、現在通信販売の準備中です。