三元豚って聞いたことがありますか?
三元豚って聞くとなんだかどこかのブランドの豚のようで美味しそうなイメージを持つ方も多く見えると思います。とんかつ屋さんで「三元豚を使ったカツ丼」なんて書いてあるとそれだけで美味しそうに思う方も多いと思います。
実は、国内で生産・流通されている豚のほとんどが三元豚なんです。
ランドレース・大ヨークシャー・デュロックの3種の品種を掛け合わせた三元交配豚なんです。
この3種を掛け合わせることで繁殖性や肉質のバランスが良いお肉となるため、ほとんどの農家がこの三元豚を生産しています。
三元豚とは決してブランドの名前ではなく品種の名前です。
銘柄豚を購入するときは三元豚の○○豚や○○ポークを選ぶことが重要ですね。
ちなみに少し値段が高く高級なイメージもある黒豚はバークシャー種という単独の品種で、肉質のよさが特徴です。しかし、生産性等が三元豚より劣るため値段が高くなるとも言われています。
そして、品種ということで言えば、イベリコ豚はイベリア種、もしくはイベリア種とデュロック種を交配させてスペイン政府が認証した豚のことをいい、どんぐりを食べているとか放牧で育つというのは、イベリコ豚かどうかには関係がないようです。ただ、イベリコ豚の中にどんぐりを食べて育ったものをベジョータと呼び最高級のイベリコ豚として出荷されるそうです。イベリコ豚の中でもいろんな種類があるようなので金額の幅が広くなるようです。
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