豊川市の「アニバーサリーハウス メルシー」で6月3日からランチに「みー豚」を使っていただけることとなりました。
先日、その打ち合わせの時にシェフとお話しさせていただいた内容です。
実はその打ち合わせの2週間ほど前に「みー豚」を食べていただいておりました。
「みー豚の味はどうでしたか?」
「おいしかったです。」
「ありがとうございます。」
「ひとつ、お伺いしてもいいですか?最初にお話を聞いた時に、と畜から最短3日でお客様にお渡しすると言っていましたが、先日いただいたものも、と畜から3日ですか?」
「そうですが・・・。」
「今までは、お肉はある程度日数が経ったほうが柔らかくなり、美味しくなると思っていました。数日だと死後硬直で肉が硬いと聞いていました。先日みー豚を食べさせていただきましたが、ものすごく柔らかく味もしっかりしていました。匂いも全く無いですし、食べた瞬間、このお肉を使おうと思いました。そして、その時から考えが変わりました。」
「熟成肉に代表されるように、少し日数を置くことで旨みが凝縮し柔らかくなると言われる方もみえます。豚の生産方法によって違うのかもしれませんが・・・。しかし、日数が経てばどんなものでも劣化します。豚肉は劣化すれば匂いも出ますし、水分も抜けていきます。また、いくら冷凍技術が進んだと言っても解凍時の劣化がゼロでは無いと思っています。
当社では、自分たちが食べてみて、ウチの「みー豚」の最も良い状態はと畜から3・4日で一度も冷凍しないことと考えました。そして、なんとかその状態で皆様に食べていただくことができないかと思い、関係各所の協力を経て今の販売方法にしているんです。大変なこともあるのであまり他の農家さんはやりたがらないでしょうけど・・・。」
「聞いてみないとわからないものですね。これからは豚肉も新鮮な方がおいしいと考えを変えますよ。」
フレンチのシェフにこう言っていただくとは思ってもみませんでした。
そんな、みー豚がプロの手によってさらにおいしく食べられるのは6月3日からです。
お近くの方はぜひご賞味ください。
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