スーパー等で豚肉を買うとき皆さんは何を基準に選んでますか?
まず、外国産か国産かを選び、外国産であればどこの国で生産されたか、国産であれば普通の国産豚か『〇〇豚』『〇〇ポーク』などのいわゆる銘柄豚かを選んで購入される方が多いのではないかと思います。
そんな皆さんがお肉選びをするときの1つの目安にもなる銘柄豚について、役に立つかもしれない情報を書いてみます。
まず、銘柄豚のほとんどがその豚の生産者などが一定のルールや規則を定めて、その定義に当てはまっている場合に銘柄・ブランド名を冠しています(黒豚などの純粋種銘柄豚は除きます)。簡単に言うと生産者が豚に与えるエサや飼育期間などのルールを決め、それに当てはまったものを『〇〇豚』や『〇〇ポーク』にすると決めているだけなのです。
例えば、「Aというエサを使った豚のお肉は『✖✖豚』とする」と生産者が決めればAというエサをあたえた豚は『✖✖豚』という銘柄豚になります。逆に考えると、Aというエサを使っていれば、エサ以外のこと(お水や飼育環境等)に関しては何でもいいということになります。また、同じ銘柄豚を複数の農場で育てている場合、決まったルール以外は各農場にお任せとなれば、同じ名前の銘柄豚でも生産された農場の場所によって味や品質は変わってくるかもしれません。
『銘柄豚』=『安全・安心』『おいしい』と思われる方も多いと思いますが、もう一つ踏み込んでその銘柄豚のルールや定義を調べてみると、自分にあったより良いお肉が選べるかもしれません。『銘柄豚」を生産している農家の方はこだわりを持って生産している方が多いのでホームページ等で調べると結構わかります。
最後にもう一つ、もし銘柄豚の申請はしてないけれど、エサや環境にものすごくこだわりを持って豚を生産している農家があるとします。この農家が育てた豚は普通の国産豚として販売されます。もちろん銘柄豚よりお値打ちになっていることが多いです。でも、強いこだわりがある分、銘柄豚よりおいしいかもしれませんね。
やっぱり、自分で食べてみて、おいしいと思うものを選んでもらうのが1番です。
ちなみにヤマグチファームでは『みー豚』という銘柄豚を販売しています。定義は『ヤマグチファームの農場で生産された豚』ということと『お肉としてお客様にお渡しする際に新鮮であること』です。定義は単純ですが、『みー豚』が生産できるのは世界でもうちの農場だけです。もちろんエサや水等にはかなりのこだわりをもって生産しています。
【この記事を読んでいただいた皆様へ】
多少、個人的な見解もありますが、大目に見てください。
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